どうも、コウ(@konote181)です。

内容を入力してください。TOEIC900点目指してるんだけど、文法はどの参考書がいいかな?「900点特急」は難しいって聞くけど実際のところどうなの?
こんな人に向けて、「900点特急」をレビューします。
結論から簡単に述べると「とにかく難易度が高い」の一言。
「900点を超えてから取り組む参考書」と主張する人がいるのも納得の難しさです。
本記事では、このような結論に至った理由について以下の項目を深掘りしつつお伝えしていきます。購入の参考にしてもらえると幸いです。
- 「900点特急パート5&6」基本情報、特徴
- 購入の注意点
- 具体的にどのような人向けか
- 効果的な使い方
それでは、参りましょう!
「900点特急パート5&6」基本情報
正式書籍名 | TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 |
---|---|
発売日 | 2017/9/20 |
値段(税込) | ¥924 |
著者 | 加藤 優 |
基本情報は上記の通り。特急シリーズに共通する特徴ですが、924円と非常に安価な一冊です。
著者の加藤さんは、青山学院大学卒業後、カナダのバンクーバーコミュニティカレッジに留学。国際英語教授法の認定資格を取得しています。現在は「エッセンス」というTOEIC対策専門校の主任講師を務めているそう。
加藤さんの他の著書では「TOEIC新形式精選模試」が有名です。
「900点特急」の目次は以下の通り。
- 1st Round
- 2nd Round
- 3rd Round
- 4th Round
- 5th Round
- Final Round
- Bonus Questions
これだけ見るとなんのこっちゃって感じなので補足情報を。
1つのラウンドの構成は、Part5 15問 + Part6 8問です。
実際のTOEIC Part5&6の構成はPart5 30問 + Part6 16問なので、要するに1Round毎に本試験のハーフサイズの演習に取り組める形。
本番ではPart5&6にかける時間は20分が目安とされているので、1Roundにつき10分程度で終わる計算ですし、実際に制限時間もそのように設定されています。
解説を読み込んだりする時間を含めると、1Roundあたり1時間弱で終わるので、忙しい方でも1週間あれば1周できてしまうぐらいの分量です。
「900点特急パート5&6」特徴
文法特急と同じように1ページに1問→裏に解説の構成です。
解説の丁寧さも文法特急と同程度であり、さらに語注や和訳もしっかりあります。語彙力強化にも繋がりますね。
巻頭で「上級者の弱点が詰まっています」と書かれているように、全体の問題数は多くないですがとにかく洗練された内容となっています。
「上級者の弱点」のデータも、エッセンスで開講している900点特化型クラスの受講生からデータを取っているそう。
TOEIC専門校の講師を務めている加藤さんだからこそ書ける、数字に裏打ちされた信頼性抜群の内容です。
ちなみに、より具体的に内容をお伝えすると、書籍内で上級者が間違えやすい問題としてピックアップされているものは以下の通り。
【Part5編】
- 名詞を選ぶ品詞問題
- 数量表現の用法を問う問題
- 動詞の語法を問う問題
- 語彙問題
【Part6編】
- 文選択問題
- その他の文脈問題(語彙・時制・接続副詞・指示語)
これらが「上級者の弱点」とされており、実際にこれらに該当する問題が収録されています。
購入の注意点
- 難問ばかりの構成
- これ一冊やれば900点が取れるわけではない
上記2つが注意点です。それぞれ解説しますね。
難問ばかりの構成
既述の通り本書は非常に洗練された内容であり、完全に難問だけで構成されています。感覚で解くと絶対に間違える…そんな問題の宝庫です。
僕自身「文法問題でる1000問」を4周、「文法特急」を5周した後に取り組んだのですが、1周目の正答率は5割弱でした。
繰り返し解けば必ず力がつくと断言できますが、人によってはモチベーション維持が難しいのかなと。ある程度文法知識に自信がある方でも粘り強さが要求される一冊です。
これ一冊やれば900点が取れるわけではない
本書はあくまで「上級者の弱点」をまとめたものです。出題頻度の高さでいえば「文法特急」の方が圧倒しています。
そのためこの一冊をやりこめば900点に到達するわけではなく、あくまで「既に750〜900ある人がさらに上を目指すための補助教材」として利用するものです。
具体的にどのような方向けか
- 難解問題ばかりが出てきても粘り強く取り組める方
- 既にTOEIC750〜900のスコアを獲得しており、さらに上を目指したい方
本記事を総合すると上記のような方に強くオススメしたい一冊です。
効果的な使い方
朝日新聞社の公式HPから音声をダウンロードできるのでそちらを利用しましょう。書籍内では音声活用法として以下のように述べられています。
音声ファイルを利用し、シャドーイング(音声を聞きながら、聞こえた通りに少し遅れて声に出していく)やリピーティング(1文を聞いた後でリピートする)を行う。英文を見なくても1文まるごと言えるようになるまで何度も繰り返す。
また、これは書籍内では述べられていないのですが個人的には音読もオススメです。
英文はもちろん、解説も音読して「解法手順」を頭に刷り込んでいくのが良いかと。
ちなみに、900点特急はabceedさんでアプリ版も販売されています。
アプリ版だと774円で紙の本よりも150円安いです。
紙の本でも片手に収まる程度の大きさなので個人的にはアプリ版ではなく、紙の本を使用してガンガン書き込みした方がいいのかなと思います。
TOEIC900点特急 パート5&6レビューまとめ
以上、「900点特急」のレビューでした。
これほど効率よく弱点を潰していけるものは他にないと思うので、既に一定の実力がある方には強くオススメしたい一冊です。
リーズナブルな価格ですし、TOEICハイスコアを目指すならば取り組んでみてはいかがでしょうか。
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- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
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元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
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それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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