どうも、コウです。

TOEICの勉強を始めるか悩むなあ。そもそも詳しいこと何も知らんぞ
上記の方向けに基礎知識をお伝えします。より具体的に内容をお伝えすると以下の通り。
- TOEICの試験種別について
- 試験頻度と時間帯
- 受験料
- 問題の内容
- スコアの目安
3分以内に読める内容なので気楽に読んでいってもらえればと。では、参りましょう!
TOEICの種類
TOEICとは、米国にある教育研究機関のETSという団体が主催している、英語のコミュニケーション力を測る試験のことです。
日本では「一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会」が行っています。
2020年3月現在、世界160カ国で行われている試験で、日本では年間250万人以上の方が受験しています。
一口にTOEICいっても、実際は複数の試験が存在します。大別すると以下の3種です。
TOEIC Bridge Test(以下 Bridge Test)
英語学習初心者〜中級者向けの試験で、日常生活で使う英語を主に取り扱っています。
TOEIC受験者総数のうち、5%程度の受験者数。かなり少ないですね。
細かく分けると「 Listening & Reading Test」「 Speaking & Writing Tests」の2種類があります。
TOEIC Speaking & Writing Tests(以下 TOEIC S&W)
ビジネス英語のスピーキングとライティングの技能を測る試験です。
TOEIC受験者総数のうち15%弱程。しかし受験者は年々増加傾向にあるようです。
ちなみに、ライティング抜きでスピーキングだけ受験することも可能です。
TOEIC Listening & Reading Test(以下 TOEIC L&R)
ビジネス英語のリスニングとリーディングの技能を測る試験で、受験者総数は全体の90%以上を占めています。
「Bridge Test」「TOEIC S&W」「TOEIC L&R」で100%超えてるじゃん!と突っ込まれそうですがそれは重複受験者によるものです。(TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方を受けているとか)
基本的に日本人が「TOEIC」といったらこの「TOEIC L&R Test」を指します。
就職活動で役立つのもこの試験ですね。
と、いうことでこれ以降はこのTOEIC L&R Testについて深掘りしていきます。
TOEICの試験頻度と時間帯
2月と8月を除いた毎月、年間10回行われています。
ちなみに試験時間帯は毎回同じで、以下の流れとなっています。
時間 | 内訳 |
---|---|
11:45〜12:30 | 受付 |
12:35~13:00 | 試験の説明 |
13:00~15:00 | 試験開始~試験終了 |
15:00~15:15 | 問題用紙・解答用紙の回収 |
申し込みや受験地の確認は
TOEIC公式サイトで行えます。
TOEICの受験料は?
受験料は税込で6,490円です。(2020/5現在)ちょっとお高めですよね。
ちなみにインターネットから予約すると、1年後再度TOEICを受験する際に割引価格で受けられます。
TOEIC問題の内容
前述の通り、リスニングとリーディングの技能を測る試験です。時間は120分、問題数は200です。
全部で7個のPartから成り立っており、内訳は以下の通り。
- Part1〜Part4:リスニング問題:100問
- Part5〜Part7:リーディング問題:100問
最初にリスニングを45分かけて解いた後、すぐさま75分間のリーディングに取り組みます。
途中休憩などはなく問題数も多いため、120分間頭をフル回転させ続けるハードな試験であると言えます。
TOEICのスコアについて
- リスニング:495点満点
- リーディング:495点満点
- 合計990点満点
スコア配分はこのようになっています。
TOEICは素点がそのままスコアになるわけではなく、偏差値方式でスコアを出しています。周りの受験者のレベルでスコアが上下するのです。
TOEICスコアの目安
まず前提知識をお伝えすると、平均点は580点前後です。そのため、よく「履歴書に書けるのは平均点以上である600点から」と言われます。
しかし本質を見れば「履歴書にスコアを書くのは相手へのアピール材料にするため」なので、相手(企業)次第だというのが僕の意見です。(当たり前っちゃ当たり前)
仮に英語をあまり使うことのない企業相手なら600点から書けますし、逆に英語を頻繁に使う企業なら最低でも700点〜800点は欲しいでしょう。
ちなみに、企業別に見てみると730点を一つの目安に設定している企業が多い印象です。
以下の記事が参考になります。↓
採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】
スコアの目安はあくまでその人の目的次第ですね。
僕は大学生のときTOEIC775点で就活に挑みましたが、かなりの恩恵を受けました。
新卒就活ならTOEIC730点あれば基本的にどこの業界でも評価されるかと。
TOEICとは?まとめ
以上、TOEICについて基礎知識をお伝えしました。
既述の通り、TOEICはかなりハードな試験ですがその分メリットも膨大です。
日本においてはこれほど汎用性が高くどんな場面でも評価される資格ってそうそうないのかなと個人的には思います。
ぜひTOEICを受験して人生の選択肢を増やしていきましょう!
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