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就活でTOEICの嘘はバレる?注意【証明書の提出を求められた】

どうも、コウです。

TOEICのスコア、嘘ついてもバレなくね?

上記の方に向けて注意喚起の記事を書きます。

ちなみに僕自身は、スコアを盛ったり嘘をついたりはしませんでした。

とはいえ就活を一通り経験し、また、友人たちの話を聞いてみて、TOEICのスコアを嘘つくことはハイリスクローリターンだと感じたので解説します。

TOEICの嘘はバレる?

TOEICの前提知識

まず、前提知識を2点共有しておきましょう。

  • TOEICスコアの有効期限はあるのか?
  • 証明書の発行はいつまで可能?

これらを把握することで最低限避けなくてはならないことが見えてくるからです。

1. TOEICスコアの有効期限はあるのか?

結論から述べるとTOEICスコアに有効期限はありません。

何年経っていようが履歴書やESに記入できます。

よく「TOEICのスコアは2年間しか使えない!」という意見を見ますが、実際にはそんなことありません。

テスト結果の有効期限・再発行について
スコアレポートに有効期限はあるのか?
A:有効期限はありません。

出典:TOEIC公式

TOEICの公式サイトでもこのようにアナウンスされています。

ただ、これは面接官側の気持ちになってみてほしいのですが、あまりに年数が経っていると「今も英語使えるの?」と聞きたくなると思います。(僕なら絶対聞く)

就活生側はそれに対する回答を事前に練っておくべきですね。

2. 証明書の発行はいつまで可能?

結論から述べると試験日から2年以内です。

おそらくこれが「TOEIC有効期限2年説」の発生源となっています。試験日から2年以内は証明書が発行できます。

ということは、まず大前提として就活開始前2年以内に受けた設定でTOEICスコアを嘘つくのはNGです。

なぜなら証明書の提示を求められた時点でThe endだからです。

「まだ2年経ってないよね?証明書出してよ」と言われたらその時点で対処しようがありません。

前提知識を共有したところで、これ以降は

  • そもそも証明書の提示を求められるのか?
  • 2年以上前に受けた設定で嘘をつけば大丈夫なのでは?

この2点について僕や友人の体験談をもとに説明していきます。

コウのケース

まず、僕自身が就活でTOEIC証明書の提示を求められたケースを述べます。

僕の場合、ES時点で証明書を求められたことはありませんでした。

しかし、面接でかなり突っ込まれたし、最終面接前に証明書の提示を求められたり、内定後に証明書の提示を求められたりしました。

また、いざ就職して配属されてからも所属長から「TOEICすごいじゃん」と最初に言われたので、おそらく人事部から配属先に話がいってたんだと思います。

仮に嘘をついていたら大問題になっていましたね。

就職前なら内定取り消しになると思いますし、仮にならなくても入社後の処遇は厳しいものになっていたでしょう。

希望の配属先にはいけないし、昇進にも影響があるはずです。

社会人にとって「嘘をつくこと」は非常に重い罪なのです。

仮に入社前に嘘がバレなくても、僕のケースみたいに所属長に話がいってたら入社後ずっと気まずい思いをしなくてはならないわけです。

社会人生活スタート直後から重い足かせを背負うことになります。

友人のケース

友人の場合もES時点で証明書の提示を求められたことはなかったそうです。

ただ、彼は旅行業界をメインに受けていたのですが、面接で英語での自己紹介を求められたとのこと。

彼自身は英語が堪能でTOEICスコアも嘘をついていなかったので問題なかったよう。

もちろん英語が話せなくてもTOEIC L&Rテストにはスピーキングテストがないので、それを説明すれば問題はないでしょう。

ただ、やはりTOEICで高得点を取ったとアピールしているにも関わらずあまりに拙い英語だと疑われる可能性も出てきますよね。

バーンと証明書を提示できれば問題ないですが、仮に提示できないとなれば「嘘をついているんじゃないか」と疑念を持たれてしまいます。

内定を得られないのはもちろん嘘をついたことが完全に無駄となってしまいます。ハイリスクローリターンです。

また、彼は無事内定を獲得したそうですが内定後に証明書の提示を求められたそうです。

僕と友人のケースを総括すると、

  • ESの段階ではバレない
  • 面接で突っ込まれる
  • 基本的には証明書の提示が求められる

という形です。

仮にESで嘘ついて通ったとしても最終的にはバレるんですよね。

そう考えると、その企業のESや面接対策にかけた時間、面接会場までの交通費等全てが無駄になるわけです。

どうせ落ちるんだったらESの時点で落ちたほうが損失が少ないです。

また、基本的に証明書の提示が求められます。特に内定者が少ない企業だと8割方求められます。

仮に求められなくても今は入社後にTOEICを受験させられる企業も増えているので、どこかしらで怪しまれる可能性が高いです。

2年以上前に受けた設定の場合

ここまで証明書の提示について解説しました。

ということで「2年以上前に受けた設定」の嘘について述べます。

結論から述べると、論理的にはバレようがありません。

ただ注意点が2つあって、1つ目が冒頭で軽く述べたように、面接官が2年以上も前のスコアを評価するのかということ

2つ目が嘘をつききることができるか、ということです。

基本的に面接官が新卒就活生に求めているのってTOEICのスコア+それに関連するエピソードです。

TOEICのスコアという結果だけではなくて
どのように取り組んだのか、
どのような点を工夫したのか、
どう試行錯誤したのか、
過程の部分が気になっています。

それらについて面接で突っ込まれても大丈夫か、本当に嘘をつききることができるか、といったことを注意してください。

相手もプロなので就活生の嘘は一瞬で見抜きます。個人的にはかなり難易度高いかと。

TOEICスコアの嘘はバレる?まとめ

ということでまとめると「やりようによってはバレないけど、コスパ悪い」という感じです。

まず大前提として就活はマッチングなんですよ。

入社してからの方が圧倒的に長いので後ろめたいことはナシの方がいいです。

「綺麗事いいやがって」と思うかもしれません。

僕も就活生初期の時は綺麗事を言ってくる人が嫌いでしたし「とりあえず内定もらえればよくね?」みたいなことを思ってました。

でも本当に大人全員が同じことを言うわけです。口裏合わせしてるの?と疑いたくなるほど言ってきます。

多くの本に書かれていることが正しいように大抵の場合、多くの経験者が口を揃えて話すことは正しいです。

ということで僕は正攻法で挑み、その結果本当に自分に合っている企業に入社することができました。

すでに独立してしまいましたが、そこで大きく成長できたし、我ながら良い選択したな、と未だに思います。

就活で何かしら嘘をついて入社した友人は後悔している人が多いです。

就活中って視野が狭まりやすくて「とりあえず有名企業に入ってすごいと思われたい!」みたいな思考に陥りがちです。

でも、結局就職してからのほうが圧倒的に長いので、少し視野を広く持って入社後の自分をイメージするといいのかなと思います。

自然と嘘をつくことは非常にコスパ悪いことだと気づくはずです。

嘘をつくためにエピソードを考える暇があったら実際にTOEICで高得点を取り、胸を張って就活に臨みましょう!

それでは!

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