どうも、コウ(@konote181)です。

TOEICの文法を勉強したいんだけど、久しく英語から離れていたので基礎から学びたいな。「中学英文法を修了するドリル」って人気らしいけどどうなんだろう。難しくないかな?
こんな方に向けて書きます。
結論から述べると「中学英文法を修了するドリル」は学校で習う文法のように、用語中心で論理的に英語を理解していきたい方に最適な一冊だと思います。
大人の学び直し英語、TOEIC対策においても有効な参考書です。
本記事では、このような結論に至った理由を以下の項目を深掘りしつつお伝えしていきますね。
- 「中学英文法を修了するドリル」基本情報および「中学英文法を修了するドリル2」との違い
- 個人的な評価
- TOEIC何点の人が取り組むべきなのか
- TOEIC対策としての勉強法
ちなみに、補足情報として「中学英文法を修了するドリル」を無料で使う方法もお伝えするので、ぜひ最後まで読み進めていってくださいね。
それでは、参りましょう!
「中学英文法を修了するドリル」基本情報
正式書籍名 | Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル |
---|---|
発売日 | 2007/5/31 |
値段(税込) | ¥1,870 |
著者 | Evine |
上記が本書の基本情報です。発売日は10年以上前と古いですが、今でも「中学英文法の総復習本」として非常に有用な一冊です。
著者のEvineさんは日本人。
オーストラリアとニュージーランドでワーホリを経験後、子供英会話講師や塾講師、留学コーディネータを歴任。現在は「やりなおし英語JUKU」という塾を大阪・神戸で運営されています。
そんなEvineさんが執筆した「中学英文法を修了するドリル」は表紙に「30日間でできる」と書いてある通り、全部で29項+修了テストという構成。
1項あたり長くても90分以内には終わるので、忙しい人でも30日で1周できる一冊です。
ある程度時間が取れる人は、1日で2項進めて2週間程度で終わらせることも難しくありません。
「中学英文法を修了するドリル2」との違い
実は「中学英文法を修了するドリル」には続編があり、「中学英文法を修了するドリル2」というものが存在します。

どっちを買えばいいのかわからんよ。何が違うの?
こんな人向けに違いを説明します。
まず、学習の進め方は同じです。どちらも「文法説明→演習」の流れになっており、「1ヶ月(30日)で終わる!」というコンセプトです。
じゃあ何が違うの?という話ですが、以下の2つが相違点。
- 難易度
- 用途
それぞれ説明しますね。
難易度
「中学英文法を修了するドリル」は完全に中学で習う英文法、単語だけで構成されています。
一方、「中学英文法を修了するドリル2」は仮定法や関係副詞という高校レベルのものが含まれており、且つ単語も高校レベルに片足を突っ込んだものが使用されています。
そのぶんボリュームも増えていて、正直にいうと1ヶ月で終えるのはかなり難しいです。1ヶ月半はかかると見積もっていいのでは。
用途・使い道
「中学英文法を修了するドリル」は、インプットを重視しており「試験対策」に最適です。
一方、「中学英文法を修了するドリル2」はもちろん試験対策にも使えるのですが、より実践的な内容となっています。具体的には話したり、読むために英文法を学ぶ、という形。「使える英語」を学ぶのに最適です。
…以上が相違点です。
これらを考慮するとTOEIC対策においては「中学英文法を修了するドリル」の使用を推奨します。
TOEICの文法問題は中学で習う範囲が大半であり、仮定法など高校で習う文法事項の出題頻度は非常に低いので。
「中学英文法を修了するドリル」の個人的な評価
違いを確認したところで「中学英文法を修了するドリル」の話に戻りましょう。
まず、パッと見たときに教科書に非常に近い参考書だと感じました。
というのも、全体を通して「文法用語を駆使した説明」となっているからです。
ところどころイラストもありますが、大半は文字での説明。(後半は完全に文字のみ)
勉強に苦手意識がある人からすると一瞬身構えてしまう作りですが、負けずに丁寧に読み込んでみるとかなり論理的で分かりやすい説明です。
また、各項の演習問題に、前日学んだ内容の復習問題が盛り込まれているのも魅力的に感じました。
全体的に「教科書をより分かりやすくして、演習量を増やした一冊」という表現がピッタリ。
学校で学んだ英文法のやり直しを期待している人や、学校の英語の授業が苦ではなかった人にとって非常に良いと思います。
一方で、文法用語にアレルギー反応が出る人や、教科書とはまた違った要素(イラストが多い等)を参考書に求めている人には不向きだと感じました。
教科書とはまた違った要素を求める人には「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」がオススメです。
TOEIC何点の人が取り組むべきなのか
結論から述べると現在TOEIC250~350点未満の方が取り組むべき一冊です。
というのも、(僕も元々そうでしたが)そのぐらいのスコアだと、基本的な英文法を理解していないことが多々あるからです。
まずは本書で基本的な文法項目を完璧にして、その後TOEICに特化した文法参考書に取り組んだり、模試などを活用して演習を積むと良いでしょう。
逆に現在TOEIC350点以上の方は、最初からTOEIC特化の文法参考書に取り組んだ方が効率よくスコアを上げることができます。
TOEIC対策の文法参考書については以下の記事を参考にしてみてください。
TOEIC対策としての効果的な勉強法・使い方
本書は全体を通して無駄な部分が一切なく、非常に洗練された作りです。
TOEIC対策に使用するのであれば、本書の内容を完璧にしておきたいところ。
復習問題が収録されていることを加味しても最低3周は取り組むことを推奨します。
これだけやり込めば今後TOEIC特化の参考書に取り組んだ際、解説がわからなくて困る…という事態にはならないはずです。
ちなみに、事前にTOEIC公式問題集やTOEIC全パート完全攻略を利用して「本番ではどのような文法問題が出るのか?」を確認しておくと、学習も進めやすいのでオススメです。
次に取り組むべき参考書
上記いずれかの参考書がオススメです。(上からオススメ順)
特に「TOEIC文法問題でる1000問」は本書同様、文法用語を多数使用した説明なので、本書で学んだ内容をそのままアウトプットする感覚で取り組めます。
問題数が多いですし、「TOEIC文法問題でる1000問」に取り組めば大抵の文法問題には対応できるようになるので強く推奨したいですね。
また、「英文法ゼロからスコアが稼げるドリル」も本書と同じドリル形式の参考書なので、新しい参考書に取り組む際にありがちな「自分なりの勉強法の確立」の手間がかからないのが魅力です。
「中学英文法を修了するドリル」を無料で使う方法
ここまで紹介してきた「中学英文法を修了するドリル」ですが、なんと今だけ無料で使用できます。
どのように無料で使うか?というと、ズバリAmazonが提供する書籍の読み放題サービス、kindle unlimitedを活用するのです。
kindle unlimitedにて無料で読める書籍は期間毎に変わるのですが、2020/5現在「中学英文法を修了するドリル」がサービス対象に含まれています。
本来、kindle unlimitedは月額980円かかるのですが、今は最初の1ヶ月間は無料のキャンペーンを行っているので、無料の会員登録して、1ヶ月以内に解約すれば本書を無料で活用できるわけです。
書籍版は1,870円かかるので、それが無料で取り組めるのはかなりお得ですよね。
登録も登録解除も1分以内に終わるので、1,870円損する可能性を無くすためにも、無料で一度チェックしてみるのが得策かなと思います。
1ヶ月すぎると980円かかってしまうので、1ヶ月以内に解約するのを忘れないようにしてくださいね!
「中学英文法を修了するドリル」レビューまとめ
以上、「中学英文法を修了するドリル」のレビューでした。
文字で論理的に文法を学びたい人にはハマる一冊である一方、そうでない方にはとことんハマらない・・という参考書ですね。
しかし、内容自体は本当に素晴らしいものです。「この参考書の内容が完璧=中学英文法は完璧」と断言できるシロモノ。
力がつくことは間違いナシですし、今後のTOEIC学習の効率を大きく引き上げてくれる一冊なので、購入(or無料での使用)を検討してみてはいかがでしょうか。
無料で最短英語学習法を公開しています
- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
英語ができれば、
- 多くの企業から求められる存在になれる
- 周囲の人々から尊敬されるようになる
- 自信が持てる
- 日本依存から脱却し、余裕が生まれる
- 旅行が数十倍楽しめるようになる
- 世界中から知識と価値観をインストールできるようになる
などなど、多くのメリットを享受できます。
元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
おかげで就活では大手7社から内定を得るなど、人生の選択肢・可能性を大幅に拡大できたのです。
今は自身の体験をもとに、豊かな人生を送る人を増やしたいと考えて英語指導にあたっています。
こんなFラン生の僕でもできたので、英語は誰でも習得できます。やるか、やらないかだけです。
最短で英語を習得するためのエッセンスを書き留めた「最速英語習得戦略」を今だけ無料でお渡ししているので、もし興味があれば下記から詳細をご確認ください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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