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「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」の難易度・使い方・特徴まとめ!

どうも、コウ(@konote181)です。「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」を評価、レビューします。

本記事の具体的な内容は以下の通り。

本記事の内容
  • 「究極の模試600問+」の難易度と特徴
  • 購入の注意点
  • 効果的な使い方
  • 至高の模試600問とどちらがいいのか?

これらについて3分程度でお伝えしていくので、購入を迷っている方はぜひ参考にしていただければと思います。

それでは、参りましょう!

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」基本情報

発売日2020/3/12
値段(税込)¥3,300
著者ヒロ前田

著者はTOEIC研究者として有名なヒロ前田さんです。ヒロ前田さんは本書の他にも、「至高の模試600問」や「究極のゼミ」など人気本を多数執筆されています。

そんなヒロ前田さんが執筆された「究極の模試600問+」には、TOEIC模試が4回分収録されています。

4回分の模試のうち、最後の1回分の模試は第1~3回の模試から問題を精選したもの。

つまり、細かい内訳は「模試3回分+復習用の模試1回分」です。書籍名が「600問+」となっているのはこれが理由です。

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」の難易度と特徴

  • 難易度はTOEIC本番より若干難しめ…?
  • 1500名以上のモニターから得たデータを活用
  • 全600問の動画解説がある
  • 解答解説は電子書籍でも閲覧可能
  • 自動採点センターがある

より具体的に本書の内容を深掘りしていきましょう。結論から述べると、上記5点が本書の特徴といえます。それぞれ簡単に解説していきますね。

難易度はTOEIC本番より若干難しめ…?

リスニング・リーディングともに本番試験より若干難しく感じました。

とはいえこれは「TOEICの問題の中でも捻りの効いた良問を抽出した結果、難易度が若干上がった」という印象で、問題の質自体は非常に高いです。

一定の英語力がないとまんまと引っ掛かってしまう問題が多いので、自身の英語力をしっかり把握できます。程よい高地トレーニングになる難易度ですね。

1500名以上のモニターから得たデータを活用

本書は発売前に1500名以上対象のモニタリングテストを実施し、そこから得たデータが活用されています。

そのため換算スコアの精度が非常に高く、解説もTOEIC学習者がつまずきやすいポイントをしっかり抑えてくれています。

ちなみに本書は複数のキャラクターが登場し、キャラクターによる対話形式の講義が繰り広げられることがあるのですが、そこでもモニターデータを活用しているそうです。(下記参照)

7月下旬からゼミ生中継を書きまくっています。実際に受験したモニターの声を聞きまくり(&読みまくり)ながら書いているので、自分で言うのも変ですが本当にすごい本が誕生すると確信しています。

出典:ヒロ前田さんのTwitterより

他にもヒロ前田さんは本書執筆中にちょこちょこTwitter上でアンケートを取っており、そこで得たデータも活用していることが見受けられました。

このように、とにかくTOEIC学習者の意見に寄り添って作成されたのが「究極の模試」なのです。

全600問の動画解説がある

これが最大の特徴かもしれません。本書は文字での解説のみならず、ヒロ前田さんによる動画解説が収録されています。

この動画も「書籍に書いてあることをそのまま動画にした」といったものではなく、むしろ動画の方が詳細まで解説されています。

解き直しでサラッと解説を確認したいときは書籍で、1周目で腰を据えてしっかり解説を知りたいときは動画で、といった使い分けができるのが個人的にすごく良かったです。

ちなみに600問の解説動画のみならず、アビメの見方やシャドーイングの仕方等の解説動画もあります。

解答解説は電子書籍でも閲覧可能

解答解説は書籍のみならず電子書籍でも閲覧可能です。これは外出先や移動時間を活用して復習する際に便利でしたね。

ちなみに、この電子書籍に書いてある解説を読み上げた音声も用意されています。

この他にも、解説ページに問題が再喝してあるため、ページ移動のストレスがない等、細かい配慮が行き届いた一冊です。

自動採点センターがある

購入者専用のwebサイトがあり、そこで解答を入力すると自動で採点をしてくれることはもちろん、換算スコアや問題タイプ別の正答率を算出してくれます。

この採点結果を自分にメールで送信しておくことも可能なので外出先での復習に役立ちますし、何より自分の「苦手な項目」が把握できるのが今後の学習方針を定める上で有用でした。

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」の注意点

このブログを書いていることもあって、僕はどの参考書も割と厳しめな視点ももって取り組みます。(悪く言えば粗探し。)

しかし、本書に関しては本当にマイナスポイントが見つからなかったというのが本音です。

最初は「めちゃくちゃ分厚いし、持ち運びには向かないのが注意点かな〜」と考えていたのですが、そのマイナスポイントも特典で上手くカバーされています。

そのため本書の購入を迷っている方は特に不安を感じることなく購入して大丈夫だと思いますよ。99%満足できるはず。

しいて言えば「特典が多すぎると使いこなせるか不安…」という方は注意かもしれませんが、そんな方も変に「特典を全部使わなきゃ!」と気負うのではなく、その場その場で必要に感じたものを活かしていけば、ちゃんとスコアに反映されていきます。

実は僕も今のところ解説の音声をほとんど使っていないです…笑

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」の使い方

ここでは究極の模試購入後の使い方・勉強法について、著者推奨の使い方をもとにお伝えしていきます。

まず「3回チャレンジ法プラス」という使い方が推奨されていますね。簡単に述べると、以下の表にある方法で、一つの模試につき3回解くという方法です。

1回目時間制限アリで解く
2回目時間制限ナシで解く→3週間程度かけて復習
3回目復習後しばらく期間をあけてから、もう一度時間制限アリで解く

この方法でTest1~3まで解いた後に、復習用のTest4に取り組むことを推奨しています。

個人的にはこの復習用のTestの存在が有難かったですね。というのも、同じ模試だけを繰り返し解いていると、順番で答えを覚えてしまっていることがちょこちょこあったからです。

本書は復習用のTestがあることで(ほぼ)フラットな状態で問題に取り組むことができるので、「正しく復習ができていたか」がしっかり把握できるんですよ。

また、著者はおすすめ学習法の例として以下のものを挙げています。

リスニング
  • ディクテーションや音読、リピート練習、オーバーラッピング、シャドーイング、暗誦などする
  • 会話やトーク、選択肢から知らない語句を探して覚える
リーディング
  • すべての英文と文書を精読・音読する
  • 選択肢を隠して解答してみる(Part5/6)
  • すべての英文と文書、選択肢から知らない語句を探して覚える

リスニングに関しては特に音読とシャドーイングが効果的だと感じました。この2つを徹底的にやれば、語句も確実に覚えられますし。ただ、暗誦は少しハードルが高かったですね…。でもそのぐらいやり込むと、しっかりスコアに反映されるのかなと感じました。

リーディングに関しては、とにかく音読、音読、音読!って感じで取り組みました。Part5も音読しまくりです。文章を10回ずつ音読すると、語句の意味がしっかり覚えられることはもちろん、読むと同時に意味が理解できるレベルになりました。

至高の模試600問とどちらを買うべき?

 究極の模試至高の模試
収録模試数3回分3回分
値段¥3,300¥2,860

基本情報は上記の通り。【至高】の模試の方が500円ほど安いですね。問題の難易度は同程度です。

個人的にはやはり【究極】の模試を推したいですね。あまりにも特典が素晴らしすぎるし、最新の傾向を抑えているので。このメリットを考えると、500円という値段差は気になりません。

ちなみに【至高】の模試は完全無料で取り組むことも可能なので、その方法が一番お得かなと。詳細は下記記事内で解説しています。

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問+」の評価まとめ

以上、「究極の模試600問+」の評価でした。この記事を見返してみると本当にベタ褒めしていますね…。

でも本当にそのぐらい質が高く、欲しいものが全て詰まったまさに究極の一冊なのです。オススメです。

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