どうも、コウ(@konote181)です。TOEIC対策にオススメな模試・問題集を紹介します。
誰もが口を揃えて言うようにTOEICハイスコアを獲得する上で模試の活用は欠かせません。
理由は単純で、TOEICは時間・問題形式が決まっている試験だからです。
模試を活用して問題形式に慣れ、出題内容を把握しておくことは、正しい努力をするために不可欠です。
どんなイベントにも予行練習はありますし、どんな部活でも練習試合を行いますよね。そこで把握した問題点をもとに改善を重ねていくはず。これはTOEICも同じです。
本記事ではそんなTOEICの練習を行う上でベストな模試を厳選して紹介していきます。
ここで紹介する模試を選べば着実に失敗を避けられるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。具体的な本記事の内容は以下の通りです。
- 模試の選定基準について
- TOEICおすすめの模試、問題集
- TOEIC模試の効果的な使い方
- オンライン上にて問題が無料で解けるサイト
- TOEICの問題が解ける無料アプリ
それでは、参りましょう!
TOEIC模試の選び方
- どれだけ本番の難易度に近いか
- 解説の丁寧さ
- コスパ
本記事では上記3項目を重視して模試を選定しました。
特に最初の「どれだけ本番の難易度に近いか」の項目は最重要だと思うので、比重を大きめに評価しています。
では、前提知識を共有したところで本題に入っていきましょう。
TOEIC模試おすすめ4選
上からおすすめ順で4冊紹介していきます。それぞれ詳細レビュー記事を用意しているので、そちらも合わせて参考にしてみてください。また、模試本の画像を押すと販売ページに飛びます。
TOEIC公式問題集
値段(税込) | ¥3,300 |
---|---|
収録問題数 | 400問 |
本番模倣度 | |
解説の丁寧さ |
TOEIC公式が出版している模試なだけあって、難易度が最も本番に近いです。
違和感を感じる問題が皆無で、さながら本番試験を受けているような感覚で解き進めることができます。リスニングのナレーターも本番と同一人物が行っているという徹底ぶり。
初心者の方が「TOEICの問題形式と難易度を知りたい!」という目的で取り組むのに最適な一冊です。もちろんそれ以外の方も、TOEICの実戦を積むための第一候補にして正解です。
注意点としては、解説が最低限なことが挙げられますね。(とはいえ中学レベルの英語ができていれば理解可能です)
TOEIC講師の方が作成したわけではないので、受験者がつまずきやすい部分をピックアップしている等の工夫も特になく、難易度が本番に近いこと以外はオーソドックスな一冊と言えます。
究極の模試600問+
値段(税込) | ¥3,300 |
---|---|
収録問題数 | 600問 |
本番模倣度 | |
解説の丁寧さ |
2020年3月に発売されたばかりの模試です。「究極の模試」という名に恥じない、最高品質の模試。
600問すべてに講義形式の解説動画がついていたり、解答解説が電子書籍でも閲覧可能だったり、自動で採点してくれるwebサイトが用意されていたり…ほしいものが全て詰まった一冊です。これ以上のモノは正直想像できません。
難易度は本番よりも若干高めです。とはいえ程よい高地トレーニングになるレベルなので、特に中級者以上の方に強くオススメしたい一冊ですね。
至高の模試600問
値段(税込) | ¥2,860 |
---|---|
収録問題数 | 600問 |
本番模倣度 | |
解説の丁寧さ |
2,860円で600問収録というコスパ最強本。コスパを求めるならこの一冊です。
難易度は「本番よりスコアが1割低くなる程度」と、著者の一人がTwitter上で明言しています。こちらも程よい高地トレーニングになりますね。体感的には究極の模試とほぼ同じ難易度に感じました。
ちなみに2020/5現在、本書は完全無料で使用することも可能です。方法は下記記事で紹介しています。
精選模試
値段(税込) | ¥2,090 |
---|---|
収録問題数 | 500問 |
本番模倣度 | |
解説の丁寧さ |
こちらも「至高の模試」同様、コスパの高い一冊です。解説も論理的で、読んでいてスッと納得できます。
難点といえば難易度がかなり高めに作られていることでしょうか。少なくとも本記事で紹介した模試の中では最高難易度なので、最低でもTOEIC600~700点以上獲得してから取り組みたいですね。
また、リスニング・リーディングが分かれているので、いずれかを集中して演習したいという方にもオススメです。
TOEIC模試の使い方・勉強法
- 時間制限アリとナシで解く
- 復習を徹底
- 一冊を解きまくる
各模試の詳しい使い方はそれぞれの詳細レビュー記事で述べているので、ここでは全ての模試に共通した「これだけは最低限守ってほしい使い方」をお伝えします。結論から述べると上記3点です。
時間制限アリとナシで解く
まず、最初の1回目は必ず時間制限アリで解きましょう。TOEICにおいて「時間管理」の重要性は非常に高いものだからです。
そして1回目時間制限アリで解いたら、次に時間制限ナシで解くことを推奨します。
こうすることで、自身の解けなかった問題が「時間の関係上解けなかったのか」or「自身の英語力の問題で解けなかったのか」が明確になり、その後の対策に役立つからです。
実はこれは「究極の模試」「至高の模試」の著者であるヒロ前田さんが推奨している勉強法なのですが、僕自身実際にやってみて効果を実感したので紹介させてもらいました。
ちなみに時間制限ナシで解く際は、何時間かけてもいいので自身の英語力を総動員させるつもりで解きましょう。ヒロ前田さんは「5時間かかっても不思議じゃない」と書籍内で述べています。
時間制限アリで解いた後なのでかなりキツイですが、これをしっかり行うとTOEICにおいて重要な「集中力」も鍛えることができます。
復習を徹底
上記の方法で模試を2回解いたら、復習を徹底しましょう。
ただ問題を解くだけでは「実力が把握できる」だけであって、「実力を伸ばす」には復習が不可欠だからです。
具体的には、模試に出てきた語彙や文法事項をすべて暗記することはもちろん、問題を解くまでの流れを言語化できるまで復習すると「自分のモノにした」状態といえます。
そのためにオススメの復習方法が音読です。
音読を1つの英文につき10回程度行うと、そこに出てきた英語表現を着実に覚えることができます。
もちろん無思考で音読していても何も変わらないので、英文を読むと同時に意味が頭に入ってくるようなイメージを持って音読すると、リーディング力が伸びます。
また、リスニングセクションの音声についてはリッスンアンドリピートとシャドーイングがオススメですね。
リッスンアンドリピートとは、英語音声を流し、一文が終わったところで一度音声を止め、自分で発音するものです。通訳案内士の方がよく行うトレーニングで、リプロダクションとも言われています。
TOEICで重要な「英文を一時的に記憶する力(=リテンション)」が鍛えられます。
シャドーイングとは、音声を聞きながらそのすぐ後を追って発音していくものです。
正しい発音と英文速度を自分の「口」で覚えられるため、リスニング力が向上します。
一冊を解きまくる
模試はあれこれ手を出さず、一冊をやり込みましょう。というより、復習を徹底したらアレコレやる余裕はないはず。
僕もTOEIC200点台前半→775点に伸ばした際、模試は一冊しか取り組んでいません。
復習は地味でつまらないですし、どんどん新しい問題を解きたくなってくるものですが、グッと堪えましょう。
とにかく一冊を完璧にしてから次の模試・問題集に取り組むよう意識することが大切です。
オンライン上にて無料で問題が解けるサイト5選
ここでは補足情報として、無料でTOEICの問題が解けるサイトを紹介します。問題の質と、ユーザビリティの2点を重視して選びました。
アルク社
- 練習問題
- ミニ模試
- 毎日トレーニング
英語教育サービス大手のアルク社が、HP上で上記3つの問題を公開しています。
【練習問題】は本番同様の問題形式・問題数の模試が1回分完全無料で解けるもの。しかも会員登録不要です。難易度も本番さながらですし、解説も丁寧なのでぜひ解いてみてください。最もオススメです。
【ミニ模試】は所要時間15~20分の模試です。無料の会員登録が必要ですが、メールアドレスとパスワードを入力するだけなので1分あればすぐに取り組めます。解説も丁寧です。
【毎日トレーニング】はTOEICの問題が日替わりで3題ずつ配信されるものです。会員登録不要。1ヶ月続ければ100問近く解けると考えるとお得です。移動時間や隙間時間を活用してササッと解いちゃいましょう。
TOEIC公式
TOEICの公式サイトにてサンプル問題が解けます。会員登録不要です。
公式が出していることもあり、問題は本番と同レベルで良問揃いです。ナレーターも本番と同一なので、音声を聞きまくるのもいいですね。
e-test
e-testはTOEICのシミュレーションサービスで、大学の講義や企業研修などで使われているものです。
3000問以上収録されており、30分で自身のTOEICスコアが把握できる優れもの。とにかく問題の質が高いので僕もお世話になりました。
本来「月額2,000円で問題を解き放題」というサービスなのですが、トライアル問題を無料かつ登録不要で解けます。難易度別に問題が分かれているので、初心者の方にもオススメです。
eサラダ
実際の試験の4分の1のボリュームで今の実力をチェックできる「ミニテスト」が無料で受けられます。無料の会員登録が必要。
ミニテスト自体は30分以内で完了し、結果もすぐに採点されるので、ぜひこちらを活用して自身の実力を把握してみてください。
ピクト
オンライン英会話のピクトさんがHP上で「プレイスメントテスト」を公開しています。
これも30分間で解ける、模擬テストのようなものです。リスニングが15問、文法・語彙問題が25問の計40問が用意されています。長文読解はありません。
会員登録不要です。
TOEIC模試無料アプリ3選
ここではTOEICの問題が解ける無料アプリを紹介していきます。問題の質とユーザビリティを重視したほか、アプリ作成者の信憑性(TOEICに精通しているか)も評価項目に加えました。
Rep∞t
出典:app store
アプリ作成者が自らTOEICの問題を解きまくり、開発されたアプリです。複数のリスニング速度が用意されているほか、模試用のタイマーまで搭載。解説も丁寧で、多くのTOEIC学習者から愛されている超人気アプリ。
無料で模試1回分が解けるので、ぜひこの機会にインストールしてみてください。
SANTA TOEIC
出典:app store
効率的にスコアを伸ばしたいならこのアプリがおすすめ。100万人以上の膨大なデータをもとに、AIが一人一人に最適な学習カリキュラムと教材を用意してくれます。
特に「TOEICをすでに受験したことがあるが、スコアが伸び悩んでいる」という人にオススメですね。自分で学習方法を決めて伸び悩んでいるのであれば、AIの力を借りてみるのも状況を打破する一つの手かと。
今なら正確性の高いスコア診断が無料で受けられます。サイトがなんとなく近未来感あって面白いですよ。
スタディサプリTOEIC対策
出典:スタディサプリtoeic
初心者〜上級者まで、幅広い層におすすめな学習アプリ。リクルートが運営していますし、CMもバンバン打っているので有名ですよね。
講師を務めている関先生は、TOEIC関連本を多数執筆されているプロ講師です。
暗記英語からの脱却を理念に掲げており、とにかく解説がわかりやすいことで有名。僕も関さんの著書である「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」には度肝抜かれました。
スタディサプリはいまだけ7日間無料で問題が解き放題ですし、講義動画も見放題です。せっかくなので活用してみては。8日目以降は有料なので気をつけてください!
TOEICオススメ模試まとめ
以上、TOEICオススメの模試でした。まとめると、下記の通り。内容の振り返りにご活用ください!(文字を押すと詳細ページに移ります)
- 時間制限アリとナシで解く
- 復習を徹底
- 一冊を解きまくる
無料で最短英語学習法を公開しています。
- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
英語ができれば、
- 多くの企業から求められる存在になれる
- 周囲の人々から尊敬されるようになる
- 自信が持てる
- 日本依存から脱却し、余裕が生まれる
- 旅行が数十倍楽しめるようになる
- 世界中から知識と価値観をインストールできるようになる
などなど、多くのメリットを享受できます。
元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
おかげで就活では大手7社から内定を得るなど、人生の選択肢・可能性を大幅に拡大できたのです。
今は自身の体験をもとに、豊かな人生を送る人を増やしたいと考えて英語指導にあたっています。
こんなFラン生の僕でもできたので、英語は誰でも習得できます。やるか、やらないかだけです。
最短で英語を習得するためのエッセンスを書き留めた「最速英語習得戦略」を今だけ無料でお渡ししているので、もし興味があれば下記から詳細をご確認ください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも役に立った!と思われたらSNS等でシェアしてもらえるとすごく嬉しいです。(下のボタンからすぐにシェアできます)
コメントを書く