どうも、コウ(@konote181)です。
「TOEICテストPart3&4鬼の変速リスニング2」をレビューします。
TOEICのリスニングが速くて聞き取れず、途中で頭がこんがらがってしまい、結局塗り絵状態になってしまう…なんてことないですか?
本書はそんな状態を脱却し、リスニングを得点源にするために最適な教材です。このように感じた理由について、以下を深掘りしつつお伝えしていきます。
- 「鬼の変速リスニング2」の基本情報
- 難易度や特徴、効果
- 効果的な使い方や勉強法
- 「鬼の変速リスニング1」との違い
- 「鬼の変速リスニング2」を無料で使う方法
それでは、参りましょう!
「鬼の変速リスニング2」の基本情報
発売日 | 2018/7/25 |
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値段(税込) | ¥1,430 |
著者 | テッド寺倉・和泉有香・天満嗣雄 |
まず、本書は新形式移行後に発売されており、変更内容もしっかり反映されています。
著者は関西出身のTOEIC講師3名。テッド寺倉さんの著書では、ヒロ前田さんと共著の「至高の模試600問」が有名ですね。
本書の構成は、「1日3問×6日分+Weekend Activity」これを1週間のセットとして、全4回分収録されています。つまりちょうど1ヶ月で1周できる構成。
月曜日に学習をスタートしたと仮定すると、1週間の学習の流れは以下のようになります。
火曜日:Part4を3問
水曜日:Part3を3問
木曜日:Part4を3問
金曜日:Part3を3問
土曜日:Part4を3問
日曜日:Weekend Activity
Weekend Activityとは、本書特有のエクササイズのことです。
例えば初回のWeekend Activityの内容は、聞き取れなかった部分を予測するための「推測力」を鍛えるために、片方の話者の発言のみを聞いて問題に答えるというもの。
実際、一言一句漏らさず聞くことなんてほぼ不可能なのでかなり効果的です。
全体を通して「1ヶ月間のリスニング集中トレーニング本」という印象ですね。
「鬼の変速リスニング2」著者推奨の勉強法・使い方
本書の音声は「2.5倍速」「2倍速」「1.5倍速」「等倍速」「0.7倍速」の5段階の速度が用意されています。
これを速いものから順に聞いて、順次問題を解く形式。最初の「2.5倍速」なんかは、かろうじて所々の単語が聞き取れる程度で、かなりの高負荷です。
問題を解き、解説をチェックしたら復習タイムに入ります。
本書は復習において、音読を最重要しています。具体的な音読の手順は以下の通り。
- 英語の発音や聞き取りのコツを解説した「音読のポイント」を読み、講義音声で発音の注意点等の補足情報も確認する
- 「0.7倍速」でリピーティング練習
- 「等倍速」でリピーティング練習
- 「等倍速」でオーバーラッピング
- 「1.5倍速」でオーバーラッピング
- 「等倍速」でシャドーイング
- 上記をそれぞれ3回以上繰り返す
このように多彩な音声速度を活用して、様々なアプローチで音読を行うことが推奨されているのです。
僕自身もこれまでの英語学習で音読が最も効果的だと体感してきたのでかなり共感できる内容でした。
「鬼の変速リスニング2」の難易度・特徴・効果
- 語彙や文法の難易度は易しい
- 根本のリスニング力が鍛えられる
- 音声講義が収録
上記3点が特徴といえます。それぞれ解説していきますね。
語彙や文法の難易度は易しい
使われている語彙や文法はTOEIC初心者の方でも分かるものばかり。
少し難易度が高めのモノが出たとしても、どれもTOEIC頻出の単語なので語彙力強化にもつながります。
とはいえ語彙と文法は易しくても、リスニング自体は高負荷なものなので初心者〜上級者まで幅広い層にオススメできる一冊です。
根本のリスニング力が鍛えられる
本書は他のリスニング対策本に比べて、先読みの仕方等、解法テクニックにはあまり触れられていません。
設問文も選択肢もすべて先読みして、音声を聞きながら解くというやり方は、聞き取る力に自信がないことの現れだから。
— テッド寺倉 (@Ted_TOEIC) October 27, 2019
おそらくこの考え方からでしょう。これには僕も同感で、幹は「根本的なリスニング力(聞き取る力)」であり、テクニックはあくまで枝葉だと思います。
本書はこの「幹の能力」を向上させるのに傾倒した一冊です。テクニックだけでは必ずどこかでスコアが頭打ちになるので、本書を活用してみるのもいいのではと。
逆に「留学してきてリスニングには自信があるけど、TOEIC受験は初めてだからTOEIC特有のテクニックを知りたい!」という方には不向きな書籍と言えます。
音声講義が収録
本書には音声講義もあり、本書の解説のみならず発音についても教えてくれています。
「自分が話せることは聴ける」とよく言われるように、発音とリスニング力は密接な関係があるので、この点も本書のオススメポイントかなと。
ちなみに音声講義は関西弁のゆるい雰囲気で進むので、ラジオを聴いているような気分で楽しく学習できますね。
2020/5現在、無料で取り組めます。
これは補足情報ですが、2020/5現在kindle unlimitedを活用することで本書を無料で読むことができます。
kindle unlimitedはAmazonが提供する月額980円の書籍読み放題サービスなのですが、最初の一ヶ月は完全無料で利用できます。本書もちょうど1ヶ月で終わる内容なのでちょうどいいのかなと思います。
リスニングの参考書なのでkindle版でもストレスなく取り組むことができますし、登録も1分以内でできるので、興味ある方は以下からどうぞ。
「鬼の変速リスニング1」との違い
発売日 | 2018/7/25 |
---|---|
値段(税込) | ¥1,430 |
著者 | テッド寺倉・和泉有香・天満嗣雄 |
基本情報は上記の通り。これだけ見ると「鬼速リスニング【2】」と全く一緒です。
しかし「鬼速リスニング【1】」の内容は2014年に発売された本書の旧版に「発音講座」が付け加えられただけの形です。そのため問題自体は旧形式をもとに作られたものですね。
また、亀速でのリピーティングがないことも違いです。
「鬼速リスニング【2】」には、英文の意味の切れ目でポーズ(無音部分)があり、そこを利用してリピーティングする形式なのですが、「鬼速リスニング【1】」の亀速にはポーズがないのでリピーティングを行う上で不便です。
「鬼の変速リスニング2」レビューまとめ
以上、「TOEICテストPart3&4鬼の変速リスニング2」のレビューでした。
既にお伝えした通り、本書は小手先のテクニックではなく根本のリスニング力を鍛えてくれる一冊です。
そのため留学を控えていたり、海外赴任を目標にTOEICを勉強しているような方にとって特に強力な味方になるのではないでしょうか。
もちろんそうでない方にとっても、リスニングの難易度をグッと下げてくれること間違いなしの一冊なので、気になった方はぜひお手に取ってみてください。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。



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