どうも、コウ(@konote181)です。
就活対策でこれからTOEICの勉強を始めようと考えている大学生に向けて、おすすめの参考書を紹介します。
僕はFラン出身ですが、大学在学時に4ヶ月半でTOEIC775点を獲得&豪州のホテルで働いた経験があり、帰国後に英語塾講師も経験しました。
大学卒業後は教育系の企業に勤めていたこともあって、TOEICと大学受験用の参考書はどちらも幅広く取り組んできています。
以上のことから大学受験英語とTOEIC、両者に関して平均以上の知識はあるんじゃないかと思います。
ちなみに就活に関しては以下の記事で話しているので、よかったら覗いてみてください。モチベーション向上に役立つかと。
…ということで、この経験をもとにセンター試験の点数別におすすめの参考書・教材を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは参りましょう!
大学生におすすめなTOEIC参考書【前提知識】
本題に入る前に、前提知識をシェアしておきます。そうすることで今後の話がスムーズに進むからです。
ここで共有しておきたい事項はズバリ「TOEICスコアとセンター試験点数の関連性」です。
センター試験の点数別におすすめの参考書を紹介するわ!と豪語している手前、ここだけは確認しておきたいのです。
結果だけ知りたい方は思いっきり読み飛ばしてOKです。
TOEICスコアとセンター試験点数の関連性

そもそもTOEICスコアとセンター試験点数の関連性ってあるん?
結論から述べると、ほとんどありません。
センター試験では英語の基礎力が求められるのに対して、TOEICは完全にビジネス英語の試験です。問題内容が大きく変わりますし、勉強法のアプローチも変わってきます。
とはいえ、センター試験は少なくとも「高校レベルの英単語、英文法を理解しているか」「一定のリーディング力及びリスニング力があるか」の判断基準としては有用です。
実際、TOEICスコアを大学受験において適用可能とする話が出たことも。(下記参照)
英語教育で国内外から評価の高い国際教養大学(秋田市)が実施している取り組みを参考に、例えば高校在学中にTOEFL(iBT)71点以上、同(PBT)530点以上、TOEIC780点以上、英検準1級以上の得点や資格を取得すれば、センター試験の英語科目を満点と換算する案が浮上している。
さらにこの記事からは、英語教育において高い評価を誇っている国際教養大学が「TOEIC780点=センター満点」と考えており、文部科学省がそれに同意していることもわかります。
とはいえこれだけでTOEICとセンター試験の関連性を決定付けるのは安直かと感じたので、「TOEIC780点=センター満点説」は参考程度にして、もう少し調べてみました。

コウ:大学受験明けの大学生にTOEICを受けさせたりして、センター試験点数とTOEICスコアの比較をしてくれた人とかおらんかな〜
そしたら、意外といらっしゃったのです。2名ほど。有難いことです。
それぞれどのように比較したのか、そして実際の結果を以下に参照していきますね。
各大学のセンター試験の平均点と入学時のセンター試験の平均点、および偏差値から目安値を求めています。
センター試験 TOEIC対策なし 68.4%~ 76.0% 350~400点 76.4%~ 80.0% 400~450点 84.4%~ 92.0% 450~500点 90.0%~ 500点~ 95.0%~ 700点~
まず、この方はセンター試験の平均点等、大学が公表している学生のスコアをもとに換算表を作成されたようですね。
95%〜が700点〜と対応しているあたり、先ほどの「TOEIC780=センター満点説」ともほぼ対応しています。
次のデータです。
センター試験 TOEIC 200 700 190 650 180 620 170 570 160 520 150 480 140 450 130 400 120 350
こちらの方は、実際に大学受験を終えた学生にTOEICを受けさせた、実例のデータを活用されたそうです。
これもほぼ同一の結果となっています。
ちなみに上で紹介した2つのデータに共通する注意点として「全くTOEIC対策をしていない高校生がTOEICを受けた場合」が前提にあることが挙げられます。
そのためどちらのサイトでも「TOEIC対策をしてから受ければ50~150点程度高くなる」と注意書きされています。
…ということで、ここまで「TOEIC780=センター満点説」「公表されているスコアデータをもとにした換算表」「実例に基づく換算表」と3つのデータを見てみました。
全体を通してほぼ同一の結果となっており、信憑性はかなり高まったのかなと思います。
もちろん冒頭で述べた通り、TOEICとセンター試験の関連性は限りなく低いので、あくまで参考程度です。
しかし、確かに「センター試験のスコアが高い=高校レベルの英語がしっかりできている=英語の基礎力があればTOEIC450~550点程度は獲得可能」なので、あながち間違ってはいないと肌感覚的にも思いますね。
というわけで、本記事ではここまで見てきたデータをもとに、大学生にオススメの参考書をセンター試験点数別に紹介していきます。
ちなみに、センター試験の過去問を解いた際に、年度ごとに点数にバラツキがあった…という方は、これまで解いた過去問の平均点を自身のセンター試験点数と考えてください。
大学生におすすめなTOEIC参考書【センター160点超え】
既に一定の基礎力が身についているので、TOEIC特有の解法テクニックや語彙を身につければすぐにTOEIC700点程度は達成可能でしょう。
以上を踏まえると以下の参考書がおすすめです。(文字をタップすると詳細レビュー記事に移ります)
それぞれの項目から一冊ずつ選び(=合計4冊)取り組んでみて、もし苦手分野があればその分野の集中トレーニングを行うことを推奨します。
しかし、大抵の方は4冊をしっかりやり込めば700~800は狙えるはず。まずは上記から参考書を選び、それを全力でやり込んでみてください。
また、単語帳に関してですが「センターのリスニングが30点未満だった方」はリスニングもみっちり鍛えていく必要がありますよね。
そのような方は「金のセンテンス」の音声を活用するとリスニング力も伸ばしていけます。
そのため、「センターのリスニングが30点未満だった方」は「金のフレーズ」よりも「金のセンテンス」の方が個人的にはおすすめです。
ちなみに「プラチナボキャブラリー」はTOEICの問題形式を学びつつ語彙力も身につけられる単語帳で、これも非常におすすめです。(ただちょっと初心者には難易度が高いので、センター9割以上だった上級者向けですかね)
大学生におすすめなTOEIC参考書【センター120~160点】
TOEIC換算すると350~400点台後半程度。
ところどころあやふやな部分があるので、基礎に触れつつTOEIC対策も行える参考書がおすすめです。
まずはTOEIC600点を目指していきましょう。以下がオススメの参考書です。
最初の一冊 | はじめて受けるTOEIC全パート完全攻略 |
---|---|
単語帳 | 銀のフレーズ 英単語スピードマスター TOEICテスト全パート単語対策 |
文法参考書 | TOEICテスト中学英文法で600点! 英文法ゼロからスコアが稼げるドリル |
模試 | TOEIC公式問題集 |
これもそれぞれの項目から1冊ずつ(=合計4冊)選び、やり込んでみてください。
これだけで600点は確実に超えますし、人によっては650~700点も狙えるはず。
大学生におすすめなTOEIC参考書【センター120点(平均)未満】
TOEIC換算すると350点未満です。僕も最初はここでした。
英語が苦手科目で、基礎基本に不安があるはずなので、まずはそこをしっかり固めておくことで今後の学習が楽になります。
オススメの参考書は以下の通り。
それぞれの項目から1冊ずつ(=合計3冊)選び、やりこみましょう。上記をやり込めばTOEIC400~500点も狙えます。
特に単語帳と文法参考書はやり込んで欲しいですね。この2つがある程度わかってくると英語の勉強が楽しくなってきます。
また、上位の文法参考書をやり込んだ後は「はじめて受けるTOEIC全パート完全攻略」に取り組むことを推奨します。
大学生におすすめなTOEIC参考書【その他】

オススメされた参考書を一通り見たけど、なんかどれもしっくりこなかったわ。他の候補ないの?
こんな方は、以下の記事を参考にして見てください。
自分でいうのもなんですが「TOEIC参考書に関してはこれだけ見ておけば大丈夫!」と断言できる記事です。
補足:単語帳に関して
「大学受験期に使っていた単語帳が本当に好きで、TOEICにおいてもなるべく似た形式の単語帳が使いたい!」という人のために対応表を作ってみました。参考にしてみてください。
※スミマセン「TOEIC速読速聴・英単語」だけレビューしていないので、タップするとAmazonの販売ページに飛びます。
大学受験単語帳 | 似た形式のTOEIC単語帳 |
---|---|
英単語ターゲット1900 単語王 | TOEIC英単語ターゲット1100・1500・3000 |
システム英単語 | 銀のフレーズ 金のフレーズ |
システム英単語Premium | 世界一わかりやすいTOEICテストの英単語 |
DUO 3.0 | 金のセンテンス |
キクタンシリーズ | キクタンTOEICシリーズ |
速読英単語 | TOEIC速読速聴・英単語 |
大学生におすすめなTOEIC参考書まとめ
以上、大学生におすすめなTOEIC参考書でした。
参考書ってどれも良さそうに見えてしまい、選ぶのに苦労しますよね。本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後にここで紹介した参考書の一覧を貼っておきます。内容の振り返りにご活用ください。(文字をタップするとAmazonの販売ページに飛びます)
センター160点越えの大学生におすすめなTOEIC参考書
センター120~160点の大学生におすすめなTOEIC参考書
最初の一冊 | はじめて受けるTOEIC全パート完全攻略 |
---|---|
単語帳 | 銀のフレーズ 英単語スピードマスター TOEICテスト全パート単語対策 |
文法参考書 | TOEICテスト中学英文法で600点! 英文法ゼロからスコアが稼げるドリル |
模試 | TOEIC公式問題集 |
センター120点未満の大学生におすすめなTOEIC参考書
無料で最短英語学習法を公開しています
- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
英語ができれば、
- 多くの企業から求められる存在になれる
- 周囲の人々から尊敬されるようになる
- 自信が持てる
- 日本依存から脱却し、余裕が生まれる
- 旅行が数十倍楽しめるようになる
- 世界中から知識と価値観をインストールできるようになる
などなど、多くのメリットを享受できます。
元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
おかげで就活では大手7社から内定を得るなど、人生の選択肢・可能性を大幅に拡大できたのです。
今は自身の体験をもとに、豊かな人生を送る人を増やしたいと考えて英語指導にあたっています。
こんなFラン生の僕でもできたので、英語は誰でも習得できます。やるか、やらないかだけです。
最短で英語を習得するためのエッセンスを書き留めた「最速英語習得戦略」を今だけ無料でお渡ししているので、もし興味があれば下記から詳細をご確認ください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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