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「TOEICテスト新形式精選模試」レビュー【難易度と使い方】

どうも、コウ(@konote181)です。「TOEICテスト新形式精選模試」のレビュー・評価をします。

具体的な本記事の内容は以下の通りです。

本記事の内容
  • 「TOEICテスト新形式精選模試」の難易度と特徴
  • 購入の注意点、および具体的にどんな人向けか
  • 効果的な使い方

これらについて3分程度でお伝えしていきます。購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

それでは、まいりましょう!

「TOEICテスト新形式精選模試」の基本情報

発売日2019/1/31
値段(税込)¥2,090

2020/5現在、「TOEICテスト新形式精選模試」シリーズの最新版として上記2冊が出版されています。

発売日や値段は同一で、収録問題数も100問×5回分と同じです。TOEICはリスニング100問・リーディング100問の試験なので、それぞれのセクションの模試が5回分ずつ収録されていることになりますね。

著者は「エッセンス」というtoeic専門校の講師陣で、「900点特急」で有名な加藤優さんも含まれています。

「TOEICテスト新形式精選模試」の難易度と特徴

  • 模試の中では難しい部類
  • 圧倒的な量
  • 問題ごとに正答率がある

上記3点が主な特徴です。それぞれ説明してきますね。

模試の中では難しい部類

本書の難易度は高めに設定されています。具体的には本番よりも50点ほど正答率が下がる程度。

とはいえ悪問が収録されている訳ではありませんし、解説が丁寧なので理解に苦しむことはありません。(問題を解いている最中は自信喪失しますが、笑)

書籍にあった以下の言葉が個人的に共感したので引用しておきます。

Part7の後半は、多くの受験者が集中力を切らして急激にペースダウンする心臓破りの坂道のようなものです。事前に後半の難所を認識していながら、それでも多くのランナーが脱落してくのは、普段の学習で己に負荷をかけた走り込みの量が足りていないからです。

圧倒的な問題量

本書は¥2,090ながら500問も収録されている、コスパ最高峰の一冊です。しかも既述の通り難易度が高いので、本書は「負荷をかけた走り込み」を行うのに最適な一冊と言えるでしょう。

また、問題数が多いということはそれだけ網羅性も高いということ。対応できる範囲も一挙に広がるのでスコアアップに直結します。

問題ごとに正答率がある

問題ごとに正答率が表示されており、客観的な難易度が把握できます。正答率の低い問題が正解できたときは嬉しく、モチベーション向上に寄与してくれます。

とはいえ正答率が低い問題を間違った際に、「まあ仕方ないか〜」と自身を甘やかしてしまうことが(少なくとも僕は)ちょこちょこあったので、付き合い方が難しいとも感じましたね。

「TOEICテスト新形式精選模試」購入の注意点

  • 最低でもTOEIC600点は欲しい
  • 持ち運びには向かない

まず、先述の通り本書の難易度は高いです。解説が丁寧とはいえ、TOEIC600点以上は獲得してから取り組みたい一冊。

現在600点未満の方は「至高の模試」や「究極の模試」、「公式問題集」等に取り組むことを推奨します。

また、本書のサイズはかなり大きくて持ち運びには不向きです。縦20cm以上あります。家で腰を据えて学ぶ用の一冊ですね。

「TOEICテスト新形式精選模試」の効果的な使い方

リスニング・リーディング共に音読を推奨します。音読を繰り返し行うことで、問題に登場した語彙・表現を覚えられるようになります。

また、リスニングに関しては、自身が発音できる音は聴き取れるようになるのでより着実にスコアに反映されていくことでしょう。

リーディングに関しても本書の負荷の高い英文を繰り返し読み、読むと同時に意味が理解できるようになると、本番レベルの英文がスラスラと読めるようになるのでオススメです。

音読の具体的な回数は、最低でも10回ですね。なかなか時間を取られますが、必ず英語力が身につきます。

音読以外には、シャドーイング、リピーティングがオススメです。ディクテーションを行うには本書のレベルは高すぎるので、そこに時間をかけるよりは少しでも多く音読した方が効率よく学習できます。

「TOEICテスト新形式精選模試」のレビューまとめ

以上、「TOEICテスト新形式精選模試」のレビュー・評価でした。

中級者以上の方にとっては着実にスコアを押し上げてくれる一冊ですし、何より本書をやり込めば満点も狙えます。

値段も模試本の中では安価ですし、取り組んでみて後悔することはないのかなと。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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