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「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」の効果的な使い方や金フレとの比較

どうも、コウ(@konote181)です。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」ってどうなんだろう?評判では「金のフレーズ」がいいらしいけど…。どっちを買うべきか知りたいし、ついでに効果的な使い方も知りたい!

こんな人向けの記事です。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」はその名の通り非常にわかりやすい説明で「単語の語源からの理解」を強力にサポートしてくれる良書です。

特に暗記が苦手で、そのせいで英語に苦手意識がある方にとっては最適な一冊となるでしょう。

とはいえ(どの参考書もそうですが)ある程度人を選ぶ一冊でもあるので、本記事では具体的にどんな方向けなのか、といった部分を「金のフレーズ」とも比較しながらお伝えしていきます。

3分以内に読める内容なので気軽に読み進めていっていただければと。

それでは、参りましょう!

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」基本情報

発売日2015/5/20
値段(税込)¥1,650
著者関 正生

正式書籍名は「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」です。ここまでお伝えしている通りですね。

著者は関 正生さん。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」にて、英語の授業を担当されています。

目次は以下の通り。

Unit01 TOEIC超重要単語
Unit02 出題確実の鉄板単語
Unit03 Part1超頻出「まとめ単語」
Unit04 TOEIC特有単語
Unit05 訳語が難しい重要単語
Unit06 みんなが勘違いしやすい単語①
Unit07 みんなが勘違いしやすい単語②
Unit08 一度はきちんとチェックしたい単語
Unit09 もう1つの「品詞」が狙われる単語
Unit10 TOEIC常連の難単語
Unit11 絶対に知っておきたい「基本単語」①
Unit12 絶対に知っておきたい「基本単語」②
Unit13 絶対に知っておきたい「基本単語」③
Unit14 上級者を目指す「応用単語」①
Unit15 上級者を目指す「応用単語」②
Unit16 実際に出る「難」単語

こう見ると分量が多く感じますが、見出し語は全部で804語です。比較的少ない方と言えるでしょう。

ちなみに、目次内にある「基本単語」や「応用単語」が具体的に何点を目指しているのかは以下の表の通りです。

目次内表示目指すスコア
基本単語600点
応用単語800点
「難」単語900点

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」の特徴

  • 全見出し語に詳細解説付き
  • フレーズ活用
  • 厳選された訳語、派生語
  • イラストを使用

これら4点が大きな特徴といえます。それぞれ詳しく見ていきますね。

全見出し語に詳細解説付き

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語

(画像はKADOKAWAさんより)

画像を見れば分かる通り、とにかく解説が丁寧です。

単語の語源はもちろん、
TOEICでどのように出るのか?
どのPartで特に出やすいのか?
といった部分まで詳しく解説してくれています。

僕はノウハウコレクター気質なところがあり、これまでいろ〜んな単語帳を見てきましたが、一つの単語に対する解説の詳しさなら本書が最高レベルです。

冒頭で述べた通り、暗記に苦手意識がある方に強くオススメしたい一冊ですね。

フレーズ活用

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語2

それぞれの見出し語に「キラーフレーズ」と書かれている例文があります。(赤四角で囲っている部分)

実はこのフレーズは選び抜かれたものとなっており、このフレーズがそのまま本番で出た!なんてことも往々にしてあるものです。

そのため、この単語が本番ではどのように出るのか?をイメージしつつインプットできるのです。

例えば見出し語1番の
「Are you available this afternoon?」は
Part2で頻出の表現です。本当にそのまま出ます。

また、見出し語3番のキラーフレーズにある
「take place:開かれる、行われる」
という熟語もTOEIC頻出です。

単語をインプットしつつ実践的な表現も学べるのがメリットですね。

厳選された訳語、派生語

「訳語(日本語訳)の少なさ」も大きな特徴です。

大抵の単語帳は一つの英単語に対して
3つも4つも訳語があることが少なくないです。
これ精神的にしんどくないですか?

「うわ〜こんなに覚えられない」と見た瞬間やる気を削がれます。

本書ではなるべく訳語が少なくなるよう工夫されており、そのぶん単語をインプットする負荷が少ないです。

例えば、見出し語1番の「available」について本書では「使える」という1つの訳語で紹介されていますが、

別の単語帳で確認したところ「利用できる、役立つ、空いている」と訳語が3つもありました。

書籍冒頭でも著者が以下のように述べています。

たくさんの訳語が載っている方が親切に見えるかもしれませんが、実はこれが記憶の邪魔になります。覚えるリズムも悪くなります。本書ではその単語のイメージにピッタリの訳語を厳選しました。(たとえば従来の単語帳はalternativeを「どちらか1つ選ぶべきの」と訳しますが、「代わりの」と覚えた方が断然覚えやすくなります。)

このように、少しでも訳語を減らし「コアの意味」を覚えるよう工夫されているのも一つの特徴です。

イラストを使用

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語3

単語によってはイラストを使用して解説されています。

単語のイメージ理解を補完してくれるので、よりしっかり記憶に定着します。何よりも「とっつきやすさ」がありますよね。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」の注意点

  • 説明の文字が小さめ
  • 網羅性に欠ける

上記2つが注意点です。それぞれ解説していきます。

説明の文字が小さめ

全体的に文字が小さめとなっており、目が悪い人にとっては若干のストレスがあります。

また、人によっては乗り物に乗りながら本書を見ていると酔いやすくなるかも。解説が丁寧な故のデメリットですね。

ちなみに、これに関連して本書はkindle版もありますがそちらだと非常に見づらいのかなと。

僕は紙の書籍を使っているので断言はできませんが、実際Amazonに以下のようなレビューがありました。

ただ読んでるだけで少し頭に残る感じ。音声だけ聞いてても助かる英→日→英→文の順番。ただ、見出し語で復習する時、訳が横にあるものと真下にあるものとがあって少し残念なのと、kindleだから説明部分がかなり見づらいのは難点。

視力に自信がない方は要注意です。

網羅性に欠ける

これが一番の注意点かなと。
本書は一つ一つの単語に対する丁寧さは群を抜いていますが、如何せん収録単語数が804語と少ないです。

冒頭の目次ではTOEIC600~900点レベルまでの単語が収録されているとありましたが、「広く浅く」単語が取り上げられている印象。

金フレ銀フレ979円で1,000語収録されていることを考えると、本書のコスパはあまり良いとは言えません。

もちろん、解説が丁寧なので本書の見出し語804語を完璧にすることは可能ですが、それにプラスαで違う単語帳にも取り組み、語彙力を補完していく必要があります。

本書に1,650円を使い、さらにもう一冊取り組むわけなので出費額は少し高めになってしまうでしょう。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」と「金のフレーズ」の比較

金フレの特徴を述べると以下の通りです。

  • 想定読者はTOEIC500点以上
  • 「日→英」の訳

金フレは、TOEIC初心者にとっては少し難易度が高めなので、金フレの前に本書に取り組んだ方が無難です。

一応、以下のような意見もあったので紹介しておきます。

金フレを購入しましたが、発音記号が赤字でしかも小さな字だったので見づらく、非常にストレスを感じていました。金フレは自分のレベルも追いついていなかったので、まずはこの本で基礎がためしてからと思い、購入しました。発音記号は見やすく、実際のテストでどういう出題のされ方をするかなど参考になります。

僕自身はあまり気になりませんでしたが、言われてみれば確かに若干の見辛さはありますね…。

より詳しくは↓の記事を参考にしてみてください。

具体的にどんな人向けなのか

  • 暗記に苦手意識がある
  • TOEIC初心者(現在500点以下)
  • 多少の出費は厭わない

本記事を総合すると、このような方にオススメの一冊といえます。

これに当てはまる方は本書を購入して後悔することはないはずですし、TOEICスコアの向上も見込めます。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」の効果的な使い方

これ以降は本書購入後、具体的にどのように学習を進めるべきかを解説します。

著者が推奨している勉強法

「1ヶ月に6回」繰り返す
単語帳は「短期間(1ヶ月)」に「ある程度の回数(6回)」目を通すことが必要です。この「1ヶ月」と「6回」という数字は、ボクが20年間の英語指導で見出した「結果を残せる数字」です。せっかく何回もやっても、結果が出ないのではもったいないですから、きちんと「1ヶ月に6回」繰り返せるペースで進めてください。

このように、著者は「1ヶ月に6回」のペースで取り組むことを推奨しています。

実際、単語帳はどれも1周になるべく時間をかけず「サッと見るのを何周も行う形」で取り組んだ方が記憶に定着しやすくなりますし、単語への反射速度も上がります。

特にTOEICにおいては単語への反射速度は非常に重要なので、僕も著者の推奨勉強法に賛成です。本書は語彙数が多くないのでガンガン回していきましょう。

具体的には、1語30秒程度で回せば7時間弱で終わります。

1日2時間取り組めば3日~4日で1周できるので1ヶ月で8周する計算。

実際は2時間取り組めない日も多々あるはずなので、このぐらいのペースを目安に取り組むのがちょうどいいかと。

また、本書に取り組んだ際キラーフレーズを音読するのも効果的です。

音声を活用しよう

本書の音声は「見出し語→見出し語の日本語訳→見出し語→キラーフレーズ」の順で流れます。キラーフレーズまで流してくれるのがいいですね。

周囲に人がいなければ見出し語とキラーフレーズのシャドーイングを推奨します。

音声のダウンロードはカドカワさんのHPから。
※書籍内にあるパスワードがないとダウンロード不可能です。

次に取り組むべき単語帳

  • 金フレ
  • 金のセンテンス
  • TOEIC英単語スピードマスター

上記いずれかの
単語帳に取り組むことを推奨します。

ただ、TOEIC英単語スピードマスターはとにかく訳語が多いので、本書とのギャップに苦しむ可能性が。

ということで、「金のフレーズ」もしくは「金のセンテンス」が最適解ですね。

「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」レビューまとめ

販売ページで詳細を見てみる

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語

以上、「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」のレビューでした。

注意点はあるものの、ここまで読んでいて楽しくなる単語帳は他にはないですし、個人的には強くオススメしたい一冊です。

本記事で述べた「具体的にどんな方向けなのか」の条件に当てはまる方は購入を検討してみても良いのかと。

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  • TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
  • 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
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それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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