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「TOEIC英単語ターゲット1100・1500・3000」の評価と比較【1900も】

どうも、コウ(@konote181)です。

  • TOEIC英単語ターゲットシリーズの内容・評価や効果的な使い方が知りたい!
  • 英単語ターゲット1900はTOEIC対策に使えるのか気になる!

こんな疑問にお答えしていきます。

英単語ターゲットシリーズといえば、スタンダードな単語帳として多くの英語学習者に愛されているシリーズです。

本記事では、そんなターゲットシリーズのTOEIC版はいかがなものなのか?について深掘りしていきますね。

読み終わる頃には、TOEIC版ターゲットシリーズそれぞれの特徴がはっきりとわかり、自分がどれに取り組むべきか分かるようになります。

3分以内には読み終わる内容なので、どうぞお気軽に読み進めていっていただければと。

それでは、参りましょう!

TOEIC英単語ターゲットシリーズ基本情報

 110015003000
目標スコア470~860500~800500~800
値段(税込)¥979¥979¥1,320
発売日2020/3/52016/11/22016/11/2
持ち運び

新形式のTOEICに対応しているターゲットシリーズは2020/05現在、「1100・1500・3000」の3冊出版されています。それぞれの基本情報は表の通り。

発売日を見てみると【1500】【3000】が同時期に発売され、その後【1100】が発売された形ですね。

そのため【1500】【3000】の構成は似通っており、語句も重複しています。【3000】から厳選されたものが【1500】に収録されているのです。

これらのことから本記事では【1500】&【3000】と、【1100】の2つに分けてそれぞれ解説していきますね。

TOEIC英単語ターゲット【1500】&【3000】共通の評価や特徴

  • 見出し語の複数回掲載
  • クセのない構成

【1500】と【3000】はどちらも上記のような特徴があります。

見出し語の複数回掲載とは見出し語が、他の見出し語の例文に繰り返し登場することです。

人間の脳は何度も入ってくる情報を重要な情報として認識する習性があるので、見出し語が繰り返し登場することで長期記憶に定着しやすいというメリットがあります。

また、これはターゲットシリーズ全体に言えることですが、変なクセがないのも特徴ですね。

スタンダードな単語帳であり、良くも悪くも無難な一冊です。(シンプルな単語帳が好みな方にオススメ)

TOEIC英単語ターゲット【1500】&【3000】個別の評価や特徴

特徴

ここでは【1500】と【3000】それぞれの評価・特徴を述べていきます。

TOEIC英単語ターゲット【1500】

ウォームアップ 写真で覚えるTOEIC語彙
第1部 TOEIC基本語彙
第2部 TOEICビジネス基礎語彙
第3部 実戦TOEIC語彙

ターゲット【1500】は上記の通り3部構成。

先述しましたが、【1500】は基本的に【3000】から重要語彙を抜き出した形式です。

しかし、唯一「ウォームアップ 写真で覚えるTOEIC語彙」だけは【3000】に収録されておらず、【1500】特有のモノとなっています。

ターゲット1500-2

出典:google booksのプレビューページ

画像のようにPart1で出やすい場面の写真をもとに単語を覚えていきます。

Part1対策になることはもちろん、イメージとともに単語を覚えられるのがメリットです。

TOEIC英単語ターゲット【3000】

第1部 TOEIC基本語彙
第2部 TOEICビジネス基礎語彙
第3部 実戦TOEIC語彙

ターゲット【3000】も3部構成です。

上記の通り、内容も【1500】と同一ですね。

じゃあ何が特徴なのか?というと、以下の2点が特徴です。

【3000】の特徴
  • 第1部の終わりにミニテストがある
  • CD2枚つき

まず第1部TOEIC基本語彙の最後に60題の確認テストがあります。

基本語彙ということは、それだけ本番で目にする回数も多いということ。

そんな基本語彙を、アウトプットも行うことで着実に自分のモノにしていけます。

TOEICは時間勝負の試験なので、ここで演習を積み「単語への反応速度」を養うことは非常に重要です。

またCDが2枚付いているのも【3000】特有ですね。

TOEIC英単語ターゲット【1100】の評価と特徴

ここでは発売されたばかりのターゲット【1100】を紹介します。

【1100】の特徴
  • 目標スコア別に単語が収録
  • 熟語のChapterがある
  • 重要訳語が一つ
  • 無料のアプリがある

上記4点がターゲット【1100】の特徴です。
追って説明していきます。

Chapter1 470点を目指す単語
Chapter2 600点を目指す単語
Chapter3 730点を目指す単語
Chapter4 860点を目指す単語
Chapter5 熟語

目次を見れば分かる通り、【1500】【3000】とは異なって目標スコア別に単語が収録されています。

また、熟語の章があるのも大きな特徴ですね。この章では全100の熟語が紹介されています。

よって本書はターゲット【1100】という書籍名ですが、その中身は「単語1000+熟語100」です。

ターゲット1100

出典:旺文社

画像の通り、重要な訳語(日本語訳)が一つ大きく記載されているのも本書の特徴。

訳語が多いとそれだけ暗記の負荷が大きくなるので、重要なものをピックアップしてくれているのは学習者側からすると有難いですよね。

ターゲットの友

これが最大の特徴かも。本書は「ターゲットの友」というアプリを活用して学習を進められます。

【1500】と【3000】もアプリはありましたが、そちらは音声を聴けるだけです。

一方【1100】の「ターゲットの友」は毎日5問ずつ演習問題が配信されるので学習の習慣化はもちろん、ちょっとした隙間時間を有効活用して語彙力を鍛えることができます。有料級の特典です。

TOEIC英単語ターゲットシリーズの使い方

使い方

ここではTOEICターゲットシリーズを購入された人向けに、効果的な使い方や勉強方法をお伝えします。

音声活用

まず、音声は必ず活用しましょう。

特にターゲットシリーズはフレーズ等ではなく、しっかりとした例文が収録されており、その分しっかり活用すれば語彙力を強化しつつリスニング力も伸ばせます。

具体的にはシャドーイングがおすすめですね。

音声の再生は「英語の友」というアプリでできます。

例文の音読をしよう

音声を活用して発音を学んだら、その発音を意識しつつ音読をしましょう。

ターゲットシリーズは、例文のなかにもTOEICで見かける単語が散りばめられているので、これを活用しない手はないです。

例文を読んだら同時に意味が理解できるレベルまで読み込むとリーディングも強化することができます。(余裕があれば例文にスラッシュを入れるのもオススメです)

特に【1500】【3000】は、既述の通り例文に見出し語が含まれている構成なので、最低でも5回は音読やシャドーイングを行うと着実に力がつきます。

勉強ペース

1日あたり80~100語ペースで取り組みたいところ。1語30秒で回せば40~50分で終わります。

このペースで取り組めば1ヶ月で【3000】は1周、【1500】は2周、【1100】は3周程度できます。

英単語ターゲット1900はTOEIC対策に使える?

結論から述べると、「全く役に立たないワケではないし、ターゲット1900を活用することで500点程度なら獲得可能だが、効率が悪い」です。

TOEICターゲット【1500】【3000】に以下の記述があります。

ビジネス用語は、知っている単語でも、ビジネスならではの意味になることがあるので、特に注意が必要です。例えば、printer「プリンター」はビジネスでは「印刷業者」の意味でもよく使われます。

これはもう本当にその通りで、何の事は無い単語がビジネスでは特殊な使われ方をすることや、重要な訳語が異なることが多々あります。(だからこそTOEICというビジネス英語特化の試験が存在・成立するのです)

僕は大学受験で、システム英単語を使っていました。

システム英単語は比較的多くの訳語が載っている単語帳ですが、それにも関わらず、ビジネス用の訳語が載っていなかったことがあったし、TOEIC単語帳では先頭にある訳語が、システム英単語では3番目に載っていたりしました。

システム英単語でこれなので、一語一義形式のターゲット【1900】は、よりこのようなことが起こりやすいと言えるでしょう。

以前はTOEIC初心者向けの単語帳が少なかったこともあり「大学受験用の単語帳で基礎を固める→TOEIC単語帳に移行する」という流れが必要でした。

しかし、今は初心者向けのTOEIC単語帳も豊富にあります。

TOEIC単語帳は、TOEIC頻出の訳語が先頭に掲載されていたり、見出し語もTOEICに出るものばかりで構成されているので学習効率が大きく異なります。

もちろん、最初にターゲット【1900】に取り組んでおくことで、TOEIC単語帳に移行した際に「こんな訳もあったんだ!」と印象に残り、記憶に定着しやすくなるというメリットもあるでしょう。

しかし、あくまでサブとして利用することを推奨します。

どうせ労力かけるなら最小限の労力で最大限の成果を発揮していきましょう!

「TOEIC英単語ターゲット1100・1500・3000」の評価や効果的な使い方まとめ

110015003000
  • 目標スコア別に単語が収録
  • 熟語のChapterがある
  • 重要訳語が一つ
  • 無料アプリがある
  • 見出し語の複数回掲載
  • クセのない構成
  • 「写真で覚えるTOEIC語彙」を収録
  • 見出し語の複数回掲載
  • クセのない構成
  • ミニテストを収録
  • CD2枚つき

以上、TOEIC英単語ターゲット1100・1500・3000の評価と効果的な使い方でした。それぞれの特徴まとめは上記の通りです。

個人的には単語帳は1冊を何周もするのが好みなので、これまではターゲット【3000】だけに取り組んでいました。

しかし【1100】の「ターゲットの友」が強力すぎるので、今後TOEICターゲットシリーズに取り組む人には【1100】をオススメしたいですね。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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