どうも、コウ(@konote181)です。

英語から離れて何年も経ってるけど、TOEICの勉強しなきゃ…!基礎から学びたいんだけど「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」ってどうなんだろう?TOEIC対策で使えるの?
こんな人向けに書きます。
先に結論をお伝えすると「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」はTOEIC対策においても有効です。
・英語を完全に忘れ去っている人
・英語が大の苦手な人
これらの方はまずこの参考書に取り組み、基礎の文法知識を身につけておくことで今後の学習が一気に楽になっていくでしょう。
この記事では、なぜこのような結論に至ったのかについて、以下の5点を通してお伝えしていきます。
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の基本情報&特徴
- TOEIC出題範囲との比較
- 購入の注意点
- TOEIC対策としての効果的な使い方
- 次に取り組むべきTOEIC参考書
3分以内に読める内容なので、気軽に読み進めていっていただければと。
それでは、参りましょう!
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の基本情報
発売日 | 2011/4/12 |
---|---|
値段(税込) | ¥2,530 |
著者 | 山田 暢彦 |
基本情報は上記の通り。発売日は少し古いですが、今でも「中学英語の総復習本」として有用な一冊。
著者の山田 暢彦さんは、高校卒業までを米国で過ごした慶應大学出身のバイリンガルです。現在は都内で英語教室を運営されています。
本書の目次は以下の通り。
- 主語と動詞
- be動詞
- 一般動詞
- 代名詞の基礎
- 修飾の基礎(形容詞など)
- 疑問文の基礎
- 疑問詞
- 複数形
- 命令文
- 代名詞
- 現在進行形
- 過去形
- 過去進行形
- 未来の言い方
- 助動詞
- have to~, must
- 不定詞(基礎)
- 動名詞
- 接続詞
- There is~
- SVC. SVOO, SVOC
- 比較
- 受け身
- 現在進行形
- 不定詞(発展)
- 後置修飾
- 関係代名詞
- would like
- 間接疑問
これら一つ一つが丁寧に解説されており、かなりの分量です。(総ページ数300超)
実は「中学英語をひとつひとつわかりやすく」はシリーズ化されており、他にも以下の種類があります。
要は学年ごとに区切られている形ですね。こちらの方がより詳細にそれぞれの文法項目が説明されています。
先にお伝えしておくと大人の方が英語の学び直しとして本シリーズを使用する場合、学年ごとに区切られているものは必要ありません。
理由は易しすぎるから。「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」一冊で十分です。
現在中高生で、学校の授業や教科書の内容が理解できない…という方のみ、学年ごとのシリーズを買うべきだと思います。
TOEIC出題範囲との比較
- 語彙
- 品詞
- 前置詞
- 動詞
- 接続詞
- 代名詞
- 比較級
- その他(仮定法や語法、ペア表現等)
TOEIC文法問題の出題範囲は上記の通り。(上から出題頻度順)
これを本書の目次と見比べてみます。

「語彙」と「前置詞」が見当たらないね。「語彙」は単語帳で勉強できるだろうけど、「前置詞」はどうするの?
こんな疑問が出てきそうですが、実は目次内「修飾の基礎」の部分で前置詞についても解説があります。
つまり、本書はTOEIC文法問題の出題分野をすべて網羅しています。
その他の収録内容も、TOEICの長文を読み進めていく上で欠かせない知識ばかり。よって本書はTOEIC対策において有効であると言えます。
もちろん時間管理等の問題もあるので、本書を終えたら追加で模試やTOEICに特化した文法参考書などに取り組み、演習を積む必要があるでしょう。
「だったら最初からTOEIC特化の参考書に取り組んだ方がいいじゃん!」と言われそうですが、TOEIC特化の参考書は一定の文法知識が前提にあるものばかり。
その「一定の文法知識」を身につける上で、本書はベストな一冊なのです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の特徴
- 文法用語があまり使われていない
- イラスト多め
TOEIC対策にも有効なことが分かったところで、本書の特徴にも触れていきます。結論から述べると上記2点が大きな特徴だと感じました。
とっつきやすい構成で、英語に苦手意識がある方でもサクサク進められますし、何より楽しく取り組めるはず。
文法用語を駆使した、学校の授業のような英語学習にアレルギー反応が出る人にとって最適な一冊です。
ちなみに、著者がYouTubeで解説動画を出しているのも一つの特徴ですね。「どれぐらいわかりやすいのか?」をイメージできると思うので、ぜひチェックしてみてください。
購入の注意点
ボリュームがとにかく多いです。丁寧に取り組むと数ヶ月単位の時間を持ってかれます。丁寧な構成ゆえのデメリットですね。
そのため、TOEIC本番まで時間がない方は少し注意が必要です。
TOEICまで時間がなくて、少し難しくてもいいからスコアに直結する参考書をやりたい!という方は「英文法ゼロからスコアがスコアが稼げるドリル」か「TOEICテスト 中学英文法で600点!」に取り組むことを推奨します。
具体的にどのような人向けなのか
- 文法用語にアレルギー反応があり、とにかく易しい参考書を求めている
- イラストメインで学びたい!
- TOEIC本番まで期間に余裕がある(2~3ヶ月以上)
本記事を総合すると、このような方にオススメです。
イラスト少なめで文章メインで論理的に学んでいきたい!という方には「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」をオススメします。
TOEIC対策としての効果的な使い方
- 事前にTOEIC出題形式を把握しておく
- 苦手な単元を重点的に取り組む
この2点が重要です。
まず、事前に本番ではどのような問題が出るのか?を把握しておくことで、学習効率が飛躍的に向上します。
「TOEIC公式問題集」や「はじめてのTOEIC全パート完全攻略」等に取り組み、どんな文法問題が出るのかを把握しておきましょう。(あくまで問題の把握目的なのでこの時点ではガッツリやり込まなくてOKです)
また、既述の通り本書の分量はかなり多いです。そのため、事前に把握した問題形式や自身の苦手分野をもとに「重点的に取り組む箇所」と「サッと取り組むだけの箇所」を分けて、強弱つけて取り組むことを推奨します。
これらを考慮すると、以下の手順で取り組むのがいいですね。
- 問題集に取り組み、TOEICの文法問題形式を把握する
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」を1周サッと解き、自身の苦手分野を把握する(付箋をつけたり、印をつけておくのがオススメ)
- 印がついている箇所を重点的に取り組む(解説動画も活用)
- 1~2週間程度あけたら、全体の練習問題のみを通しで解いてみる
- できなかった箇所を再度重点的に復習する
音声について
本書には英文の音声がついていますが、TOEIC対策で本書を活用される方は特に音声は使用する必要はないかと。
本書の音声を活用するよりは、現在あなたが使用しているTOEIC単語帳の音声を活用して、TOEICに出る単語の発音を学んだ方がスコアに反映されやすいです。
次に取り組むべきTOEIC参考書
上で述べた「英文法ゼロからスコアがスコアが稼げるドリル」と「TOEICテスト 中学英文法で600点!」もオススメですが、本書を終えた方なら以下の参考書も理解できるはず。
正直、この2冊はTOEIC文法対策参考書の中では頭一つ抜き出た存在です。このどちらかから選ぶとPart5で8割以上を獲得できるようになります。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」レビューまとめ
以上、「中学英語をひとつひとつわかりやすく」のレビューでした。
結論としては、これ以上に易しい参考書は存在しないと言っても過言では一冊であり、TOEIC対策においても非常にも役立つこと間違いナシの書籍です。
本当にわかりやすく解説されていて、英語に対する苦手意識を一掃してくれる一冊なので、個人的には強くオススメしたいですね。
無料で最短英語学習法を公開しています
- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
英語ができれば、
- 多くの企業から求められる存在になれる
- 周囲の人々から尊敬されるようになる
- 自信が持てる
- 日本依存から脱却し、余裕が生まれる
- 旅行が数十倍楽しめるようになる
- 世界中から知識と価値観をインストールできるようになる
などなど、多くのメリットを享受できます。
元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
おかげで就活では大手7社から内定を得るなど、人生の選択肢・可能性を大幅に拡大できたのです。
今は自身の体験をもとに、豊かな人生を送る人を増やしたいと考えて英語指導にあたっています。
こんなFラン生の僕でもできたので、英語は誰でも習得できます。やるか、やらないかだけです。
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それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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