どうも、コウ(@konote181)です。

TOEICの勉強を始めたいんだけど、しばらく英語から離れていたから文法を学び直したいな。「ゼロからスコアが稼げるドリル」ってどうなんだろう?使い方や難易度などの詳細情報が知りたい!
こんな要望に応えます。
「ゼロからスコアが稼げるドリル」はその名の通り、本当にゼロからでもTOEICに必要な文法知識をしっかり学べる一冊です。個人的には強くオススメしたいですね。
本記事ではその魅力をしっかりお伝えするために、以下の5点を深掘りしていきます。
- 「ゼロからスコアが稼げるドリル」基本情報、特徴
- 購入の注意点
- 具体的にどのような人向けか
- 効果的な使い方
- 次に取り組むべき参考書
それでは、参りましょう!
「ゼロからスコアが稼げるドリル」基本情報
正式書籍名 | TOEIC L&Rテスト英文法ゼロからスコアが稼げるドリル |
---|---|
発売日 | 2017/11/15 |
値段(税込) | ¥1,320 |
著者 | 高橋 恭子 (監修)TEX加藤 |
基本情報は上記の通り。発売日はTOEIC新形式移行後です。
著者の高橋恭子さんはTOEIC満点・通訳案内士・英検1級を保持しているほか、英語講師を25年間務めており、多くの有名企業や大学でTOEICテスト対策のセミナーを開かれているそうです。海外の人向けに日本語学習ののテキストも執筆されています。
また、監修は「金のフレーズ」や「文法問題でる1000問」で有名なTEX加藤さんが務めています。
目次は以下の通り。
- 品詞を選ぶ
- 動詞を選ぶ
- 代名詞の形を選ぶ
- 前置詞を選ぶ
- 接続詞を選ぶ
- 関係代名詞を選ぶ
全6章構成です。
1章あたり2~3時間以内には終わるので、時間に余裕がない方でもサクッと1周できます。
「英文法ゼロからスコアが稼げるドリル」特徴
必要最低限の文法ルールと問題の解き方を確認し、3段階でレベルアップする「ドリル」で問題の解き方を体得しましょう。
出典:「本書の使い方」 より
書籍内「本書の使い方」項目でこのように述べている通り、演習に重きが置かれているのが特徴。
収録問題数540問と、ページ数に対して非常に多く、「習うより慣れろ」という言葉がピッタリの一冊です。

文法の説明が薄いってこと?英語をほとんど忘れてしまっているから、
それはちょっと不安かも・・。
こう感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
たしかに書籍内での説明は薄めで必要最低限の知識だけとなっていますが、丁寧な音声解説があります。
そのため、
基本的には演習メインで知識を習得する
↓
どうしても理解できなかったり、
苦手に感じた部分は音声解説でしっかり理解
という形で学習を進められます。
また、問題の難易度が易しいものから本番レベルのものまで様々なので、段階的にステップアップできるのも嬉しいポイント。
「問題が解ける」という感覚がモチベーションアップに繋がり、英語に苦手意識がある方でも挫折なしで取り組める一冊です。
購入の注意点
- 単語のレベルが高い
- 比較級がない
この2つが注意点です。それぞれ説明していきますね。
単語のレベルが高い
本書内における文法知識の説明は初心者向けに作られていますが、単語はTOEIC頻出のものが多数使用されています。
書内では「語彙力が身につく」と謳っていますが、語彙力に自信がない方にとっては難易度が高く感じるでしょう。
「単語がわからないとモチベーションが低下する」「純粋に文法だけ学びたい」という方は注意が必要です。
比較級がない
TOEIC文法問題の出題内容は以下の8パターンに分かれます。(上から出題頻度順)
- 語彙
- 品詞
- 前置詞
- 動詞
- 接続詞
- 代名詞
- 比較級
- その他(仮定法や語法、ペア表現等)
この中で、本書には比較級以下の記述がないのです。
大抵の参考書には比較級まで載っているのでこの点は注意かなと。
おそらく「本書を購入する方が目指すスコア(500~600点程度)は、比較級問題に取り組まなくても到達できる」という考えからだと思います。
ただ、個人的には初心者のうちから出題される文法分野の全体像を把握しておくことが大切だと思うので、ここはちょっと残念です。
具体的にどのような方向けなのか
- 忙しい社会人
- 中学レベルの文法が危うい
- 分からない単語が出てきても前向きに取り組める
- 現在200~300点で、TOEIC500~600点を目指している
- 音声学習に抵抗がない
このような方にオススメです。
特に最後の「音声学習に抵抗がない」は重要です。
また、書籍内では現在TOEIC300点台の方向け〜と記述されていますが、個人的には200点台の方でも音声を使えばすんなり理解できると感じました。
効果的な使い方
ページ数は少ないものの非常に洗練された内容となっており、本書で出てくる知識や解法テクニックは最低限知っておくべきものばかりです。
なんとなくの理解ではなく「完全な理解」が必要なので、最低でも3周はしておきたいところです。
進め方としては、基本的には書籍内の説明通り
説明をサラッと確認
↓
時短テクニックをチェック
↓
基本ドリル
↓
復習ドリル
↓
チャレンジドリル
という流れで解けば、しっかり結果が出ます。
これにプラスαで、分からない部分は移動時間を利用して音声を聞いたり、間違えた箇所は音読して構文を頭に染み込ませれば完璧です。
ただし、あまりにも分からない部分が多いと音声をチェックする頻度が高くなり、割と面倒になってくることも…。
そのため、「Evergreen(旧Forest)」などの文法参考書を辞書代わりに使用すると学習効率が飛躍するな〜と個人的に感じました。
次に取り組む参考書
「TOEIC文法問題でる1000問」がオススメです。
というのも「ゼロからスコアが稼げるドリル」と構成が非常に似ているため、スムーズに移行できるからです。
この参考書に取り組めば文法問題8~9割も狙えるでしょう。
また、ゼロからスコアが稼げるドリルが難しすぎた…という場合は「大岩のいちばんはじめの英文法」をオススメします。
高校生向けの参考書ですが、文法の基礎固めにオススメな一冊ですし、比較や仮定法も学べます。
「ゼロからスコアが稼げるドリル」レビューまとめ
以上、「ゼロからスコアが稼げるドリル」のレビューでした。
忙しい社会人の方が、最短でTOEICに必要な文法知識を身につけるのに最適な一冊だと思います。
本記事内「具体的にどんな人向けか?」に当てはまっていた方は、購入して損はないので、ぜひ検討してみてください。
無料で最短英語学習法を公開しています
- TOEICで730点以上を取るのって難しいんじゃないの?
- 英語は長期間学び続けてやっと習得できるものでしょ?
- 英語ペラペラになるにはセンスが必要
これらは全部誤解です。
原理原則を意識して学ぶことで、上記すべてを圧倒的なスピードで成し遂げることができます。
英語ができれば、
- 多くの企業から求められる存在になれる
- 周囲の人々から尊敬されるようになる
- 自信が持てる
- 日本依存から脱却し、余裕が生まれる
- 旅行が数十倍楽しめるようになる
- 世界中から知識と価値観をインストールできるようになる
などなど、多くのメリットを享受できます。
元々Fラン生で、大学で受けたTOEIC模試は200点台前半だった僕も、原理原則を重視して学んだおかげで
- 4ヶ月半の学習でTOEIC775点
- その2ヶ月後に渡豪&スピーキングを評価されて中級クラスから語学学校に入学
- さらにその3ヶ月後にはホテル勤務
…といったことを成し遂げることができました。
おかげで就活では大手7社から内定を得るなど、人生の選択肢・可能性を大幅に拡大できたのです。
今は自身の体験をもとに、豊かな人生を送る人を増やしたいと考えて英語指導にあたっています。
こんなFラン生の僕でもできたので、英語は誰でも習得できます。やるか、やらないかだけです。
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それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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